私はこれまで危険物取扱者(甲種)・エネルギー管理士・高圧ガス(甲種機械)・第一種冷凍機械・公害防止(第一種水質・大気)を一発合格で取得しました。
試験の勉強期間や難易度などについて比較します。
どれから受験しようか迷っている方、どのくらい勉強すればいいか知りたい方はぜひご覧ください。
取得資格
- 危険物取扱者(甲種)
- エネルギー管理士
- 高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)
- 第一冷凍機械責任者
- 公害防止管理者(第一種水質)
- 公害防止管理者(第一種大気)
試験概要
試験日・科目数など試験概要
試験日や科目数についての比較表です。試験申し込みの参考にしてください
※試験申し込みについては各HPで最新の情報を確認してください
受験資格
危険物取扱者 甲種の受験資格
- 大学等において化学に関する学科等を卒業した方
- 大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した方
- 乙種危険物取扱者免状を取得している方
- 修士・博士の学位を取得している方
エネルギー管理士の免状申請
エネルギーの使用の合理化に関する実務に1年以上従事
具体的には、下記の対象となる設備の運転・操作・管理・ 監督等を実施していれば該当
対象となる設備
熱の場合
ボイラー、ボイラー関連設備、蒸気原動機、蒸気輸送装置、貯蔵装置、ドレン回収装置、工業炉、蒸留装置、蒸発装置、濃縮装置、乾燥装置、加熱装置、熱 交換器、乾留装置、ガス化装置、冷凍設備、空気調和装置、内燃機関、ガスタービン等
電気の場合
発電設備、送電設備、受電設備、変電設備、配電設備、電動力応用設備、電気 加熱設備、空気調和設備、電気化学設備等
試験内容の比較
私の勉強期間や実際に受けた感想をまとめました
この内容を試験勉強の参考にしてください
勉強期間や難易度
危険物 甲種 | エネ管 (熱) | 高圧ガス 甲種機械 | 第一種 冷凍機械 | 公害防止 水質第一種 | 公害防止 大気第一種 | |
---|---|---|---|---|---|---|
勉強期間 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
難易度 (1~10点) | 1 | 4 | 6 | 6 | 8 | 10 |
おすすめ 受験順 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
試験を受けた感想
危険物取扱者甲種
- 勉強をきちんとすれば合格できる
- 法令が一番難しかった
エネルギー管理士
- 化学系のため熱を受験
- マークシートだが計算問題は計算結果の数字をマークするため、最初の方で間違えると後半の解答が全滅になるため要注意
高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)
- 学生時代の専攻や業務内容は機械の内容が近いため、甲種機械を受験
- 保安管理技術が15問と問題数も少なく、最も難しかった
- 科目合格がないため、難易度は高いと感じた
第一冷凍機械責任者
- 高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)と範囲が被っている部分あり
- 保安管理技術が15問と問題数も少なく、最も難しかった
- 科目合格がないため、難易度は高いと感じた
公害防止管理者(第一種水質・第一種大気)
- 危険物取扱者やエネルギー管理士、高圧ガスと比較して出題範囲が広い
- 一発合格の難易度は高いが、科目合格を使えば合格難易度は下がる
- 出題範囲が広く、時事問題も出題されるため、知っている問題が出るかで合格が左右されると感じた(特に公害総論)
- 大気の方が範囲が広く難しかった
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